クラウドストレージ vs レンタルサーバーどっちが安い？使い勝手がいい？

1GBあたりの単価で比較する

クラウドストレージを使う上で最初に思いつくのがコスパです。ここでは、クラウドストレージとレンタルサーバーを価格面で比較します。

クラウドストレージのプランと1GBあたりの単価

まずは、大手クラウドストレージ4社のプランと1GBあたりの単価を見てみましょう。

各社のボリュームゾーンである100GBプランで1GBあたり2円前後、1TBプラン帯で1円前後ということがわかります。

Boxについては無制限プランがあるため、30TBを超えるような場合はBox一択になります。

レンタルサーバーのプランと1GBあたりの単価

続いて、レンタルサーバーのプランと1GBあたりの単価です。

レンタルサーバーでは、最安値プラン帯で1GBあたり2〜3円、高いところでは80円近くなりました。

1GBあたりの単価でみた場合は、レンタルサーバーによってはクラウドストレージにも負けないくらいのコスパがあることがわかります。

100GBプランで比較

続いて、クラウドストレージのボリュームゾーンである、100GBプランでレンタルサーバーと比べてみます。

レンタルサーバーでも、「バリューサーバー」「XREA」「スターサーバー」あたりは、クラウドストレージと1GBあたりの単価でも決して劣ってはいません。

クラウドストレージとレンタルサーバーを機能で比較

続いて、機能面で比較してみます。

クラウドストレージの強みはやはり大手ベンダーの管理下で提供される機能とアプリです。

PCからでなく、スマートフォン向けのアプリも提供されており、Officeファイルの編集もデフォルトでできるものがほとんどです。

一方で、レンタルサーバーは、サーバー機能やデータベース機能が提供されているのと、NextCloudなどのOSSをインストールすることで自前クラウドストレージが構築できる拡張性の高さが目立ちます。

オンラインストレージという観点から、クラウドストレージとレンタルサーバーをみてきました。

最近では、レンタルサーバー側でデフォルトでストレージアプリを提供する例も増えてきているので、レンタルサーバーもオンラインストレージとして使いやすくなっています。

一方で、ストレージとしての快適さや1GBの単価の安さは、やはりクラウドストレージに強みがあるため、クラウドストレージに求める機能や予算からどちらが良いかを決めると良いでしょう。