シンレンタルサーバー

ハードウェア増強でより高速なレンタルサーバーに

シンレンタルサーバーは、2024年3月28日(木)に収容サーバーの増強を発表しました。

今回の増強で姉妹サービスであるXServer VPSなどと同じ「AMD・第四世代EPYC™プロセッサー」搭載サーバーとなったため、従来の収容サーバーよりもCPU性能が従来の2.2倍に、ディスク性能が32倍に向上。　

増強されたハードウェアでのサーバー提供となるのは、2024年3月28日(木)以降に新規にで申込みをしたサーバーアカウントが対象で、既存契約のサーバーアカウントは対象外となっています。

エックスサーバーをKUSANAGIで高速化

シンレンタルサーバーは、エックスサーバーのシステムをベースに、超高速WordPress実行環境「KUSANAGI」の高速化技術を取り入れた新しいレンタルサーバー。

KUSANAGIの高速化技術でサーバーを高速化しつつ、管理ツールなどは使い込まれたエックスサーバーの管理ツールを採用。速さと使いやすさを両立したサービスになっています。

価格はエックスサーバーよりも安い設定だったが・・・

エックスサーバーをベースにしたシンレンタルサーバーですが、リリースから2025年9月の値上げまではエックスサーバーより20%ほど安い価格設定が魅力でした。エントリープランである「ベーシックプラン」は36ヶ月契約で月額800円未満、キャンペーン時は月額500円台になることもあり、「エックスサーバーを使いたいけど、料金が高い」という方に最適なレンタルサーバーでした。

しかし、2025年9月全プランで大幅な値上げが実施され、ややコスパが悪いプランになってしまっています。

サーバーリソースを確保できる「ビジネス（旧リザーブド）」プランも用意

エックスサーバーもシンレンタルサーバーも、ユーザーが使えるサーバーリソースが公開されているレアなサーバーですが、リソースの確保の仕方は未発表でした。

シンレンタルサーバーでは、確実にサーバーリソースを確保できる「ビジネス（旧リザーブド）」プランも用意。VPSなどと同じく仮想的にサーバーリソースをユーザーアカウントに確保するため、確実に付与されたサーバーリソースを使い切ることができます。

しかも、他社レンタルサーバーではリソース確保型プランは高額になりがちですが、シンレンタルサーバーは同等クラスの他社プランよりもスペックが高くて価格も良心的。

負荷が高いサイトの運営をしている場合でも、安心して使うことができます。