【2025年版】Windows環境の検証端末に最適なリモートデスクトップサーバー

【2025年版】Windows環境の検証端末に最適なリモートデスクトップサーバー

アプリやWebサイトの検証環境として実は使い勝手が良いのが、Windowsサーバーを使った「リモートデスクトップサーバー」。メリット・デメリットと、主なサービスのベストなプランを解説します。

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Windows環境の検証端末に最適なリモートデスクトップサーバー プラン・一覧比較

本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。

Windowsサーバー・プラン
比較ポイント
スペック
月額料金 (長期契約を含む)
開催中のキャンペーン
  • 4コア・4GBメモリでバランスが良い
  • ストレージも多くコスパが高い
4コア4GB200GB
¥3,410 〜
初期費用: ¥0
  • 4コア・6GBメモリプランで最安値
  • 日次課金に対応
4コア6GB400GB
¥4,345 〜
初期費用: ¥0
  • 最新のハイスペックサーバーで競合の4倍高速
  • 3ヶ月の最低利用期間があり、時間/日次課金に非対応
4コア4GB150GB
¥4,360 〜
初期費用: ¥0
3ヶ月以上新規で20%OFF
  • 平均的なスペック的で価格はやや高め
  • 時間課金に対応
4コア4GB100GB
¥4,940 〜
初期費用: ¥0
  • 競合サービスと比較して割高な料金
  • 課金は月額・年額のみ
4コア4GB200GB
¥4,941 〜
初期費用: ¥0
  • リモートデスクトップSAL込みの料金とはいえ高額
  • 3ヶ月の最低利用期間があり、時間/日次課金に非対応
4コア5GB300GB
¥6,501 〜
初期費用: ¥0
新規3ヶ月以上で最大20%OFFキャンペーン

Windows環境の検証端末としてWindowsサーバーを使うメリットとデメリット

メリット

業務用や開発用にWindows環境の検証端末を用意する場合、物理PCを用意するのが定番です。

検証用端末として物理PCを用意する場合、10万円のマシンを3年間使うと想定して1ヶ月あたりのコストは約2,800円程度。電気代も考慮すると月額3,000円ほどかかるイメージ。

一方で、Windows環境の検証端末としてWindowsサーバーを使う場合、使う時だけインスタンスを作成するようにすれば月額2,000円台前半くらいまでコストを抑える事もできますし、全く使わない月はインスタンスを削除してスナップショットだけにしておけばコストは数百円程度で済みます。

面倒な物理PCの掃除や電気代、騒音などにも悩まされず、必要な時だけお金を払ってWindows環境の検証端末を構築することで、ストレスとコストの削減ができる、これが、Windowsサーバーを使うメリットです。

デメリット

Windows環境の検証端末としてWindowsサーバーを使う最大のデメリットは、リモートサーバーの知識が必要という点でしょう。

同等スペックのマシンを24時間365日させた場合、多くの場合は物理PCを購入した方がコストは安くなります。そのため、Windowsサーバーでリモートデスクトップを使う場合は、スナップショットなどを利用して「必要な時だけWindowsサーバーを起動する」ことでコストを削減できるのですが、これにはある程度のサーバー知識が必要です。

最近のWindowsサーバーは、物理PCのように「スイッチを入れたらすぐ使える」レベルまで簡易化されていますが、インスタンスの管理やスナップショットの自動化、バックアップの作成方法などはある程度サーバーの知識が必要になってきます。

Windows環境の検証端末用Windowsサーバーを選ぶ際のポイント

  1. 時間/日単位課金に対応するか

    インスタンスを削除してコストダウンが可能か?

  2. 長期利用を含めた料金

    起動し続ける場合、長期契約でどれくらいの価格になるか

  3. リモートデスクトップSALの料金

    リモートデスクトップに必須な料金

Windowsリモートデスクトップサーバーの定番の使い方である、FXソフトを使う場合は「24時間稼働」が前提ですが、検証端末として使う場合は「検証する時だけ」もしくは「業務中だけ」稼働していれば良いサーバーです。

そのため、インスタンスを使い終える時にスナップショットを作成して、「使う時だけスナップショットからインスタンスを作成する」のが一番コスパが良くなります。

この方法を取るには、サービス側が「時間/日単位課金に対応する」のが重要なポイントです。その点はしっかりとチェックしましょう。

そうした使い方をしない場合には、長期利用を含めた料金で比較をしましょう。検証端末は長期間に渡って使う事も多いため、単月契約ではなく長期利用料金で比較をするのがベストです。

最後にリモートデスクトップとして使う際に逃れられないのがMicrosoftの「リモートデスクトップSAL」。これはWindowsサーバーに対してリモートデスクトップ接続をするためのいわば利用料金です。

「リモートデスクトップSAL」月額払いになるため、時間課金をしてもSAL料金は月額で支払う必要がある点も注意が必要です。

ベスト「Windows環境の検証端末用」Windowsサーバーはこれ!

バランス・コスパで選ぶならこのWindowsサーバー

バランスがベストKAGOYAクラウド VPS Windows Server 6GBプラン

公式サイト

KAGOYAクラウド VPS Windows Serverのイメージ

公式サイト

時間/日単位課金
169円/日
長期利用を含めた料金
¥4,345
リモートデスクトップSALの料金
¥1,386

なぜこのプランがベスト?

Windows環境の検証端末に最適なリモートデスクトップサーバーとしてバランスがベストなのが、2025年にリニューアルしたKAGOYA CLOUD VPSの6GBプラン。4コア・6GBメモリ、ストレージ400GBでこの価格は、Windowsサーバーとしては破格な部類です。

多くのビジネスユーザーから支持されるカゴヤなので、ビジネス用途で使うにも安心です。

メリット・デメリット

メリット
  • 比較プランの中で一番スペックが高い
  • 日次課金に対応
  • 月額上限で4,000円台
デメリット
  • 1時間単位の課金がない

手軽に最安値で運用するならこのWindowsサーバー

月額料金がベストWebARENA Indigo for Windows Server 4GBプラン

公式サイト

WebARENA Indigo for Windows Serverのイメージ

公式サイト

キャンペーン

新規ユーザー向け 500円分クーポン(有効期限:2099.12.31まで)

時間/日単位課金
5.37円/時間
長期利用を含めた料金
¥3,410
リモートデスクトップSALの料金
¥1,298

なぜこのプランがベスト?

とにかく簡単に、安く運用したいという方は、立ち上げっぱなしでも月額3,400円程度の、WebArena Indigo for Windows Serverの「4GB」プランがベスト。

メモリが4GBというのやや少なめですが、用途を限定すれば必要十分。検証アプリでそこまでメモリを使わない場合は、アプリの検証をするだけなら問題ないケースもあるでしょう。

時間課金にも対応しているため、SAL料金がもったいないですが、使わないときはインスタンスを削除すれば維持コストも削減できます。

メリット・デメリット

メリット
  • 時間単位の課金に対応
  • ストレージが200GBと多い
デメリット
  • 長期利用割引がない

Windows環境の検証端末に最適なリモートデスクトップサーバーのよくある質問

Q.

Windowsのリモートデスクトップサーバーは、SALを買えば複数人で共有できますか?

A.

SALを買った分だけ、一つのサーバーを共有することは可能ですが、全員で同時接続はできません。

業務用ではない、一般向けのWindowsのリモートデスクトップサーバーは、Microsoftのライセンスの制限で、ほとんどのサービスが「1インスタンスで、同時にリモート接続可能なアカウントは最大2つ」となっています。

そのため、SALをいくつ買っても、同時接続できる上限は決まっているのです。

Q.

リモートデスクトップサーバーはシャットダウンしていれば課金されない?

A.

Windowsサーバーのリモートデスクトップサーバーは、シャットダウンしてもインスタンス自体が残っていれば課金されます。仕組みとしては一般的なVPSと同じで「インスタンスを削除しない限り課金が続く」となります。

また、MicrosoftのリモートデスクトップSALは、サーバーインスタンスの状態に関わらず、月額料金を課金されます。

このガイドで紹介したWindowsサーバー