【2025年版】魚拓システム「ArchiveBox」を簡単構築できるVPSサービスを徹底比較!

【2025年版】魚拓システム「ArchiveBox」を簡単構築できるVPSサービスを徹底比較!

大手クラウドストレージよりも自由があり、使い方次第でコストを数分の一まで削減できるクラウド・ストレージOSS「ArchiveBox」。構築が意外と手間ですが、「秒で構築」も可能なVPSサービスを比較します。

編集ノート:SERVERSUSでは、パートナーリンクからコミッションを得ています。コミッションが記事の意見や、サービスの評価に影響を与えることはありません。
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ArchiveBoxを「秒」で構築できるVPS プラン・一覧比較

本ガイドは、以下のサービスを比較・検証し、おすすめを作成しています。各プランの価格は、現在のキャンペーンやクーポンを適用する前の価格です。

VPS・プラン
比較ポイント
スペック
月額料金 (単月契約時)
開催中のキャンペーン
  • 2025年リリースの新プラン
  • コア数が1コア少ないが圧倒的に安い
2コア2GB50GB
¥750
初期費用: ¥0
大容量メモリプラン 12ヶ月新規で30%キャッシュバック
  • 最低利用期間が1ヶ月と短い
  • ストレージがやや弱い
3コア2GB50GB
¥1,150
初期費用: ¥0
ビジネスプランが新規12ヶ月以上で30%キャッシュバック
  • キャンペーン時に長期利用契約で最安値
  • 機能もクラウドに近い
3コア2GB100GB
¥1,260
初期費用: ¥0
最大70%OFF プレミアムウィンターキャンペーン
  • ストレージが150GBと多い
  • 3ヶ月の最低利用期間がある
3コア2GB150GB
¥1,850
初期費用: ¥0
大容量メモリプラン 12ヶ月新規で30%キャッシュバック

「ArchiveBox(アーカイブ・ボックス)」とは?

ArchiveBox(アーカイブ・ボックス)は、オープンソースのWebページ保存システム(いわゆるweb魚拓)です。サーバーにインストールすることで、管理ページやコマンドラインから魚拓を取ることができます。

魚拓というと、ウェブ魚拓archive.orgなどが有名ですが、ArchiveBoxはこれらのサービスと同等の機能を自前で運用できるOSSです。

ArchiveBoxをセルフホストする際の推奨スペック

ArchiveBoxは一般公開をしない、大量のアーカイブを同時作成しない限りは、サーバーに大きな負荷がかからないアプリケーションです。

そのため、公式でも推奨スペックはかなり低めに設定されています。

Supported Systems | ArchiveBox / ArchiveBox

上記のページによると最低・推奨スペックは下記の通りになります。

項目最低スペック推奨スペック
vCPUコア--
メモリ500MB2GB
ストレージ--

Webページを開いて保存するだけなので、CPUのコア数制限などはないですが、メモリについては500MB以上、2GB以上が推奨されています。

1GB程度でも問題ないですが、今回は公式の推奨スペックである2GBのVPSプランで比較をします。2GBのVPSの場合、コア数も2コア以上が通常なので、処理速度にも不安がありません。

ArchiveBoxを簡単セルフホストできるVPSを選ぶ際のポイント

  1. ArchiveBoxテンプレートの有無

    管理画面から一発でArchiveBoxサーバーを立ち上げできるか?

  2. 単月契約の料金

    長く使わないケースも踏まえて、単月契約で比較がおすすめ

ArchiveBoxはインストーラーから簡単インストールが可能ですが、Web管理画面なども含めて構築するとやや手間があります。Dockerの知識があればコマンドから必要なアプリを自動構築もできますが、地味に設定が手間になるので、ArchiveBoxテンプレートがあるVPSを選びましょう。トラブルも少なく、数クリックでArchiveBoxサーバーが構築ができます。

スペック面では、本記事ではArchiveBoxの推奨スペック以上の2GBメモリのVPSプランで比較をしていますが、料金の比較は単月契約時の料金にするのがおすすめ。魚拓サーバーは、慣れたら自前のPCやもっと安いプランで運用することもあるため、単月契約で短いスパンで解約できるようにしておきましょう。

ある程度の頻度・サイト数で使うならストレージ容量も重要

ArchiveBoxを個人用途で使う場合は、そこまでのストレージ容量は不要です。サイトの構成にもよりますが、1ページあたり数MB程度で済むことがほとんどですから、毎日数百ページ魚拓を取らない限りは、50GBもあれば十分でしょう。

ただし、何かのシステムと組み合わせて使う場合や、一般公開する場合は、ストレージ容量も重要になります。その際は、大容量ストレージプランで、ストレージ単価で比較するのがおすすめです。

ベスト「ArchiveBox」VPSはこれ!

バランス・コスパで選ぶならこのVPS

バランスとコスパがベストXServer VPS 2GBプラン

公式サイト

XServer VPSのイメージ

公式サイト

ArchiveBoxテンプレートの有無
単月の月額料金
¥1,149

なぜこのプランがベスト?

ベストプランはXServer VPSの2GBプラン。スペックも3コア・2GBメモリと十分で、月額料金も単月契約で1,100円台、長期契約&キャンペーン時にはさらに安くなります。

ArchiveBoxはアーカイブが増えるごとにDBへの負荷が大きくなるため、コア数が多い方が安定運用ができるという点を鑑みても、バランスが良いプランといえます。

メリット・デメリット

メリット
  • キャンペーン時に長期利用契約で最安値
デメリット
  • ストレージが50GBとやや少ない

とにかく安く運用するならこのVPS

料金がベストシンVPS 大容量メモリ 2GBプラン

公式サイト

シンVPSのイメージ

公式サイト

ArchiveBoxテンプレートの有無
単月の月額料金
¥750

なぜこのプランがベスト?

とにかく安くArchiveBoxを運用したいなら、シンVPSの2025年にリリースされたメモリ増強プラン「大容量メモリ2GBプラン」がベスト。

このプランの強みはなんといっても価格。長期利用契約なら最安値で実質月額700円台でレンタルが可能なため、ArchiveBoxの運用コストをグッと下げることができます。

その分、コア数が1コア少ない、最低利用期間が3ヶ月などのデメリットもありますが、大規模なアーカイブになるまで長期利用する前提なら、コスパは最強。

アーカイブが増えたり、アクセスが増えてきたらプランアップグレードをするという選択肢も取れるため、長期利用をする場合もベストプランです。

メリット・デメリット

メリット
  • 長期利用契約で圧倒的な最安値
デメリット
  • 一般的な2GBプランよりコア数が1コア少ない
  • ストレージが50GBとやや少ない
  • 最低利用期間が3ヶ月

このガイドで紹介したVPS

  • シンVPSのイメージ

    シンVPS

    国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「シンVPS」。後発サービスならではの豊富な機能と、メモリ、ストレージのGBあたりのコスパが非常に高いプランが魅力です。

    もっと詳しく公式サイト

  • XServer VPSのイメージ

    XServer VPS

    国内人気レンタルサーバー事業者エックスサーバーが手がけるVPSサービス「XServer VPS」。後発サービスならではの、豊富な機能とハイスペックなサーバーが魅力です。

    もっと詳しく公式サイト